トップチューブバック
序説
前回、ダウンチューブにボトルゲージを増設しました。ツールケースをしまっておけるので負担がかなり減りました。
残す手荷物は補給食とスマホ、鍵、財布程度でしょうか。これさえ収納できれば手ぶら走行が可能になります。
んで、迷ったあげくトップチューブバックを買いました。
バッグに求める条件
入れる物は補給食、スマホ、鍵、財布のみです。簡単に取り出せる位置にあることが条件です。自ずとサドルバックやフレームバックは選択肢から消去されます。残るはフロントバッグかステムバック、トップチュ―ブバックです。
フロントバックは容量が確保できますが、ベルクロで吊り下げているだけなので安定しない。ステムバックは、僕のステムが短すぎてはみ出しちゃう。
よってトップチュ――ブバックに決定します。
今回は試しなので中華のゴリゴリに安い物を選びました。
タイムセールにて1200円でした。
取りつけ
こういったバッグ類はカーボンとかアルミフレームの太さに合わせて作られていることを忘れていました。
固定するベルクロはかなり長く作られています。エアロフレームで無い限り取りつけられそうです。
私の場合はスペーサーをたくさん入れて固定しました。ステムとトップチューブの2点固定式です。バックが長いので固定力不足かと思いきやそんなことありませんでした。
バックは意外と大きく、前述の物は難なく入りました。フレームに固定されているのでダンシング時にも揺れることはありません。
欠点を言うならば内股で漕ぐ癖のある私は、意識していないと膝が当たります。
というか、私は鉄フレーム以外の自転車に乗ると膝を強打するのですが、、、。フォームを直す矯正器具としても使えそうです。
総評
止水ジッパーや毛羽立たないベルクロ、固定力どれも申し分ないように思えます。中華でいう「当たり」を引き当てました。
あとは耐久性さえあれば完璧です。数ヶ月使わないと分からないので後ほど報告していきます。
ボトルゲージ追加と難点
はじめに
私が所有している石渡ロードにはボトルゲージを一つしか取り付けることが出来ません。
飲み物はその都度買う、あるいはクロモリフレームながら重量を軽くしたいという人がこのフレームを作ったのでしょうか。謎が深まるばかりです。
サイクリングするときにリュックを背負うわけにもいかず、ちょっと不便でした。で、アマゾンをさまよっていると良さげな商品を見つけました。
ボトルゲージアダプター
適当に「ボトル 台座 増設」とか調べてみたら簡単にヒットしました。ぱっと目についたのはゼファールとトピークです。LI○ADAやGORI○は僕の眼中にありません。名前にXがつくのはなんか怖い笑。
値段は1700円前後です。「ほぼ」結束バンドですが致し方ない。
レビューを見たところ固定力が強いのはトピークの様です。なんとなくですが、他の商品でもトピークの方が頑丈なイメージがあります。値段がほとんど変わらなければトピークを選べば問題ないと思います。
取り付けてみた。
あまり目立たず良さそうです。ただ、樹脂製なのでがっちり固定は出来ませんでした。ネジを締めているとどこまでも回り続けます。
以前、コッタレス抜きを使っているとき固着していたので回し続けたらクランクが粉砕したことがあったのでネジを回すことに躊躇してしまいます。
若干ゆるいかな?と思いつつ取り合えず、ボトルを取り付け実走しました。距離にして5km程度ですがずれることはなく、ボトルを取り出す際も動くことはありませんでした。
ついでにダウンチューブ下にも取りつけましたが、なかなか便利です。ツールボトルのような重い物でも安定して固定できます。
この後、760mlのボトルを取りつけロングライドを行いましたが、問題なかったです。
追記
ダウンチューブ下はツールケースの重みにより、100kmに1回くらい直さないと右側に1cm程ずれてしまいます。今後、解決策を考えます。
注意点
フレームサイズが大きくないと取り付けできない場合が多いです。特にスローピングフレームはデフォルトでネジがなければかなりきびしいです。ショートボトルを使うとか走行中の取り出しは考えないとか、、、。
いろいろ工夫してみましょう。
ママチャリG8組
G3と聞いてみなさんが思い浮かべるのはカンパでしょうかね。フルクラムやアイカンではないはずです。
元祖G3であり、他のメーカーと違うのははっきりとまとまった3本のスポークです。フルクラムはちょいと違う。
3本ごとのあの大きな隙間がかっこ良く見えるのです。
そんなホイールをママチャリで実現仕様と試みました。
ママチャリG8組
まず、G3ていうのはスポークを間引いてあの見た目にしているのです。特別な組み方じゃない。
あの手のホイールは24hか20hのどちらかです。スポーク数が少ないことによって、スポーク間の距離が大きくなり、間引いたときに3本1組にみえるのです。
しかし、ママチャリのようにスポーク数が倍近いと間引いたところで、見た目は変化しません。じっくり見ないと分からない。
だから、ママチャリではたくさんスポークを抜き、G3よような見た目をつくるしかありません。
で、実際にスポークを抜いてみました。
G3ならぬG8です。変化のないカンパホイールを一新する
お気付きでしょうか?間引いた部分のリムが外側に張り出しています。シングルウォールの剛性不足とスポークの偏在により円形を保てないようです。
「G3は剛性の高いリムでしか組めない」という理由が目に見える形で分かりました。
さらに、接合部の割れ目が広がり、徐々に変形していっているのがはっきりと分かります。
このまま放置すれば破断の可能性があるのですぐにばらし、組み直しました。
まとめ
当初の予定ではG8で使用しようとしていましたが、あまりにも無理な組み方だったようで元に戻すことになりました。間引くのは1本にとどめておくのが無難です。4本ずつ抜くのは危険だ。
ABUS ヘルメット
ヘルメット2代目のアバス アベンターのちょっとしたレビューです。5年ほど使用した感想を書き留めておきます。
ABUS AVENTOR
アバスのアベンターです。お値段は21450円です。当時、高校生だった私にはかなり思い切った買い物でした。下位互換の安いやつもあるし。
で、この商品の謳い文句は「表面積の40%がエアベント」です。通常のヘルメットは、穴をくり抜いた感じですが、アバスは骨組みって感じです。要するにスカスカ。
正直、エアベントの効果は分かりません。暑さを感じにくくなったかなー?程度です。
それよりも、頭がかゆくなったときに指を入れやすいことが最大のメリットです。頭頂部以外は手が届くので、ライドに集中しやすくなります。
サイズ感
私のはLサイズです。雨よけや日よけとして、中に防止を被ることが多いのでLサイズにしました。ランニングキャップならかなり余裕があり、モンベルのニットキャップだと何とかはいります。
キャップを被らないならMサイズで大丈夫です。Lだと少しキノコ感が出るようです。私の頭回りは57cmと少し大きめですが、指3本分の余裕があるので巨顔で無い限りMで問題ないです。
キノコ感
正直、キノコ感は否めません。よくあるレーサー仕様のゴツゴツ感がなく、凹凸のない流線型なので、横の張り出しが目立つような気がします。
GIROよりはコンパクトに見えるデザインかな?
横から見ると意外とコンパクトに収まっています。被りが深いので全体的なバランスはgoodです。
被り心地
かなりGOOOOD!300gと現代ではかなり重い部類ですが、重さを感じさせません。
ヨーロッパのメーカーのはずなのに、平たい顔族の頭にフィットします。
欧米人にくらべ、頭部が球体に近い日本人が海外のヘルメットを被ると角が当たり、痛くなります。
アバスはカブトと似たような被り心地で、大体の日本人には合うと思います。経常的にはアジアンフィットかも。
最後に
数年前までは鍵のイメージしかなかったアバスですが、最近ではキンタナが契約していたモビスターチームの影響もあり、ヘルメットメーカーとして認知度が上がってきています。
僕がヘルメットを買ったときはほとんど種類がなかったことを記憶していますが、久しぶりにホームページを開いたら十数種類も販売されていました。
他の種類もアベンター同様に、「てろん」とした見た目をしています。ロードから街乗りまで使える見た目になっているので、これから被る人が多くなってくるのではないでしょうか。
モンベル シームレスバロウバッグ#3
使用予定の関東本面の気温を調べてみると日中は15度前後と暖かいですが、夜は4度まで下がるそうです。 #6では対応しきれないので、新調することにしました。
[:目次]
モンベル シームレスバロウバッグ#3 ロング
グレードは下から2番目のモデルです。 下位互換のアルパインシームレスバロウバッグもありますが、伸縮性に劣るのでちょいとお金を奮発してこれを買いました。
お値段は17600円なり!
ナンガやイスカに比べてもコスパがいいです。
私は身長が180cmちょいなので183cmまで対応のノーマルタイプでも問題ないと思っていましたが、店内で寝てみたらぴったり過ぎて窮屈に感じました。 175cm以上ある人間はロングで良いと思います。
寝袋であぐらはかけるのか
本モデルはスーパースパイラルストレッチシステムというものらしく、寝袋の中でもあぐらがかけるというのがキャッチコピーのようです。
が、実際に入ってみるとあぐらは出来ないです。 調べてみて分かったのですが、スーパースパイラルストレッチであぐらがかけるのは、シームレスになる前のモデルでした。
旧モデルでは縫い目に沿わせて通してあるゴム紐が伸縮性の役割を果たしていたというのです。 シームレスになったことで、生地のみの伸縮性になってしまったのであぐらは出来なくなってしまいました。
生地は以前と同じ物で135%の伸縮性を確保していますが、伸びる感覚はほとんどありません。 手で引っ張ると、うにょっと少しだけ伸びます。
使用してみて
外気温は4度。 地面は湿った土。 床にエアマットを引いて寝ました。 格好はスウェット二枚重ねプラスヒートテックです。 もちろんズボンも。
で、暖まるのに時間がかかるだろうと思い、横になること30分。
結論、寒い。
手足が冷たくなるほどではありませんが、暖かさは感じられません。 #3は快適温度が5度なので許容範囲ですが、寝ることのできる温度ではありません。
で、検索してみたら代謝の低い日本人は寝袋の快適温度にプラス5度した温度がちょうど良いようです。
ははは。
なので、今回買った寝袋は10度前後が快適温度となります。
あちゃー
国際基準を理解していませんでした。 外国の人とは体温が違うんだった、、、。 彼らは冬の秋葉で半袖萌えシャツを着てるし、、、。
私も代謝は良い方だと思っていましたが、日本国内で「良い」だけでした。 寒がりな人は快適温度プラス7度くらいでちょうどいいかも?
参考になるか分からないけど、冬の東京でセーター1枚で過ごせるなら私と同じ体温です。
まとめ
日本人の場合、快適温度プラス5度が快適温度です。 そして、男性はゆとりのあるロングタイプをおすすめします。 値段も1000円しか変わらないし。
追記
パーツクリーナーの隣が寝袋です。 収納ケースに入れたときのサイズは大きめです。 荷物を小型化、軽量化するにはダウンを選択肢に入れた方がいいかも。
代作スプロケットカバー
ツーリングでも輪行を視野に入れ、オーストリッチのLー100を購入しました。が、届くのはもちろん袋のみです。Lー100を買えば輪行できるわけではない。
他に必要なものはエンド金具とスプロケットカバーです。エンド金具は買うしかありませんが、カバーは自作でどうにかなりましょう。
費用対効果
ネットで販売している物は自転車用品としては格安で、500円前後です。資金の少ない私でもどうにか支払える金額です。
で、なぜ自作するのかというと、普通のやつは32tまででそれ以上は入りません。私はフロントシングルを選択することが多いので、必然的にワイドレシオになります。11-40tとか。
MTB用に42tまでの物がヤフーショッピングで販売されていましたが、本体600円+送料770円=1370円ですのでコスパが悪いです。
有】【特急】R250 スプロケット&ローターカバー 42t対応 江戸紫【自転車】【アールニーゴーマル】 :R25-O-SC170EM:ワールドサイクル - 通販 - Yahoo!ショッピング
あの袋に1370円を出すのは私のポリシーに背く行為となってしまいます。手間はかかりますが自作するほかありません。
カバー製作
使用するのは袴です。分厚く固い、それでいて収納しやすい生地です。
「裁縫のやり方」をネットで調べ、型を取り始めようとしましたが、玉結びがでできないのです。結ぼうと思っているうちに針から糸が抜けるし、手に刺さるし。
私の縫い物の技術は家庭科を習った小学生以下です。
ははは。
諦めましょう。
自分では難しいし良いものを作れないので、祖母に作ってもらうことにしました。
対応する大きさは11-42tです。ちょうどディスクローターに匹敵するサイズです。
ローターと違い7cm程度の膨らみを考慮し製作する必要があります。
半径20cmの円の縁にゴム紐を通し完成です。
試しに11-40tのスプロケットに装着してみました。
ちょっと大きかったかな?
でも、今後50tとか使うことを考えるといいサイズです。大は小を兼ねるっていうし。
10本取りダブルクロストリプルモランボン組
最近、やっとホイールの組み方を一通り終えました。基本的なJIS組から始まりイタリアン、ヨンロク、それからモランボンまでやりました。
で、最近暇なので新しい組み方がないかなーとネットを漁ると、Wクロス組とダブルモラン本組なるものを見つけました。見つけたからにはやるしかありません。
ただ、別々にやると費用がかさむので同時にやってしまいましょう。
10本取りダブルクロストリプルモランボン組
えー、欲張りましてダブルを通り越しトリプルにすることに決め、トッピングに10本取りを加えることにしました。
使用するのはマングースの20インチホイールと鉄スポークです。ねじりを加えるのでシングルウォールリムと安っすい鉄スポークです。ステンレスは切れやすいからだめよ。
で、取りあえず仮組み。
おっと、10本組だと入射角が大きくなり過ぎて隣のスポークと接触してしまいます。どうやら8本組が限界のようです。
やり直して8本取りにしました。んで、wクロスにしていきます。wクロスとは、リム側から2番目の交点をクロスすることをいいます。かなり無理な軌道ですが、鉄スポークなので曲げて通してあげましょう。
これでwクロスは終わり。この先はモランボン。
モランボンは交差しているスポークをねじるだけです。
こうして
こうして
こう
ははは、
もうホイールとして組むことは不可能です。観賞用として飾っておきましょか。